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共有の場での服装のマナーについて

学生も社会人も服装のマナーは重要

学生生活や社会人生活をおくるうえで、私がとくに意識していたマナーは「服装」です。社会人になって働く今も、オフィス内での服装マナーを意識する習慣がつきました。私が気になった服装のマナーについて紹介しようと思います。

◇清潔感がない

ビジネスマンとして、清潔感がない恰好は言語道断です。
例えば、無精ひげや髭のそり残し、鼻毛をはじめとしたムダ毛の露出。見ている人を不快にさせてしまいますし、自分の手入れもできないだらしない人間だという印象を与えてしまいます。

また、特に夏場は体臭が気になりますが、清潔感を気にしすぎて香水をつけすぎるのも逆効果です。香水をつける時は、自分ではあまり匂わない程度にとどめておくと良いでしょう。電車やエレベーターといった狭い空間では自分が思っている以上に匂っています。特に、食事に行く時には極力抑えめにしましょう。

◇TPOがあってない

学生時代にはあまり意識する機会がありませんでしたが、社会人になってからはTPOをかなり強く意識するようになりました。仕事の場で、例えカジュアルOKの会社であってもまるでバカンスにでも行くかのようなカジュアルすぎる恰好はもちろんNGです。特に客先に伺う時には、隅々まで服装に意識を配る必要があります。

スーツでも、ネクタイの色と柄だけでもかなり印象が変わります。商談の際にはネイビー系の落ち着いた柄のネクタイが好印象です。一方、女性とちょっとフォーマルなデートに行く時には爽やかで明るい印象の色がウケるようです。

「スーツを着ているのだからしっかりした服装に見えるだろう」、ということはないのです。スーツの色や形、ネクタイ、靴、鞄やハンカチに至るまで、小さな違いでも人に与える印象は大きく変わります。TPOにあった服装を心がけることで、人間関係が円滑になり、仕事の業績も上がるかもしれません。

服装のマナーを気を付けるようになったきっかけ

私は学生時代、学生寮に住んでいました。寮で生活してよかったと思うことに、集団生活を送る中で社会人になっても役立つマナーを覚えられたという点があります。

とくに、入学当初は男子大学生のひとり暮らしというのもあって服に無頓着だったのですが、ある日、家の近辺で出会う人たちの反応が服装によって変わることに気づきました。それ以来、服装のマナーについてかなり考えるようになったという経緯です。単純に、かっこいい服を着たいように着るだけではマナーは身につきにくいでしょう。

私の通っていた上智大学の学生寮には、共有スペースが多かったうえ、専修大や日本大も近くにあることもあって、同じ寮内でも別学校の学生が沢山いました(上智大学の学生寮だけでこれだけありますし)。思えば、別校の人と触れ合う機会が多かったからこそ、服装について考えるようになったのだろうなぁと今になって実感します。学寮によっては、環境が大きく異なることもあるので、引越しを検討している人は寮内の様子をよく確認をしたうえで学生寮を選ぶといいかもしれませんね。